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知っておきたい「住宅ローンの審査」について

夢のマイホームが現実となるとき、ほとんどのお客様が住宅ローンを利用して資金繰りの検討を始めます。とはいえ必要なお金を借りるには住宅ローンの審査に通らなければなりません。今回は、住宅ローンの審査にスポットをあて詳しく解説いたします。住宅ローンに関するお悩みは、東松山市滑川町の川本住宅工房へご相談ください。

 

◎住宅ローンの審査のチェックポイント

住宅ローンの審査は「仮審査(事前審査)」の後に「本審査」があり、本審査に通ると金融機関からお金を借りることができます。仮審査がOKだったとしても、よりシビアになる本審査が通るわけではありません。仮審査と本審査は別物と考えて準備しましょう。

 

●「仮審査」のチェックポイント

・返済負担率(返済比率)

年収に対し住宅ローン返済額が占める割合のことを指します。年収、勤続年数、雇用形態、自己資金などをもとに返済負担率が30%~40%位に収まっていればほぼ大丈夫でしょう。一般的に、年収の7倍ほどが借り入れ可能金額と言われていますが、年収が高くても返済能力に不信な点がある場合はローンが組めない場合もあります。

・個人信用情報

借り入れする本人がクレジットや他のローンで延滞や未納、自己破産や債務整理など過去に金融事故を起こしていないかを確認されます。調査会社が行っている「個人信用情報」というデータに、各種借入状況、借入金額、最終返済日などの契約状況と返済状況が記載されていて、借り過ぎや返済能力を判断されます。

 

●「本審査」のチェックポイント

・収入に見合った借入額

「住宅ローン借入申込書」作成にあたり、収入を証明する書類(自営業者:確定申告書など、給与所得者:源泉徴収票と課税証明書など)をもとに、適正な借入額かどうかを審査されます。ここで書類に不整合があったり、仮審査で提出した他の借入状況に問題があったりする場合は、金融機関から面談を求められることがあります。

・年齢と勤務先と将来性

住宅ローンは数十年かけて返済をするケースがほとんどです。先々、返済し続けることが可能かどうかを仮審査の情報をもとに再度判断されます。

・「団体信用生命保険」への加入

金融機関で住宅ローンを組む際は「団体信用生命保険」へ加入します。物件自体も審査対象となり、担保価値や、建築基準法を順守しているかなどがチェックされます。また、働いて返済できる健康状態かどうかの告知が必要になります。大きな病気や通院歴など、保険加入の審査条件に準じて正直に申告しましょう。

 

◎本審査が通らなかった場合の対応

不動産業者と「売買契約」を済ませ手付金などを支払ってから本審査となりますが、もし本審査で落とされてしまうとローンが組めなくなって資金不足となり、売買契約を破棄することになってしまいます。その際、支払済の手付金などを返金してもらうには、売買契約書に「住宅ローンが借りられなかったら契約破棄できます」という特約が付いているかがポイントになります。契約内容をしっかり確認しておきましょう。

また、本審査を通過した後に他の借り入れをして返済比率オーバーや金融事故者になってしまうと本審査の承認が取り消され借り入れができなくなることもあります。

 

◎審査履歴の管理

良い条件で借り入れをするために、複数の金融機関に仮審査の申し込みをするケースが多いですが、それらの審査履歴も個人信用情報に記載されます。審査結果までは載りませんが、あまりにも多くの金融機関で審査を受けていると「全ての審査に落ちているのでは?」と邪推されてしまうことも。金融機関をある程度絞ってから審査を申し込みましょう。